サイトアイコン わかりやすい易経・易占講座

易経(周易)を読み解く 百二二(火澤睽 全体)

三八 火(か)澤(たく)睽(けい) ―‥―離火 ‥――兌澤
互卦 六三水火既濟  綜卦 三七風火家人  錯卦 三九水山蹇

睽、小事吉。
○睽(けい)は、小(しよう)事(じ)は吉(きつ)。
 睽はお互いに背(そむ)き合う時である。上卦離(火)は上(じよう)進(しん)(火は上に向かう)して、下卦兌(沢)は下(か)進(しん)(沢の水は下に向かう)する。お互いの意志が正反対を向いているので、和合することなく不一致に終わる。
 以上のような時だから、大きな事業に取り組んではならない。しかし、明智明德(離)を具えており、悦ぶ(兌)と云う卦德があるので、小さな事業なら為し遂げられる。

以下省略。次の書籍をご覧ください。

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