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これ以上わかりやすくできない易経入門の解説(一部掲載)57

五十七.巽為風 ☴ ☴ 大人に教化され謙遜して順う時

□巽(そん)は小しく亨る。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利し。大人を見るに利し。
 柔順に人に謙(へりくだ)って従うから小さな事は成就する。立派な人(大人)を見倣うべきである。
◎象に曰く、隨(ずい)風(ふう)は巽なり。君子以て命(めい)を申(かさ)ね事を行ふ。
 ☆部下や民衆がよく理解できるように、丁寧に繰り返して命令を伝えて計画を実行する。
○初六。進退す。武(ぶ)人(じん)の貞に利し。
 ☆迷っていないで強い意志を持ち毅然と決断して同志と共に動けば何事も宜しく事が運ぶ。
○九二。巽(そん)して牀(しよう)下(か)に在り。史(し)巫(ふ)を用ふること紛(ふん)若(じやく)たり。吉にして咎(とが)无(な)し。
 ☆才能と人德があり謙遜している。誠意を尽くして神仏をお祀りすれば吉運を招き寄せる。
○九三。頻(しき)りに巽(そん)す。吝(りん)。
 ☆傲慢な性格を偽って巽順を装うが気付くと傲慢な態度に戻っている。反省すべきである。


易経は本当に面白い。しかし、「易経は難しい」という印象で読まない人が多い。

そこで、毎日持ち歩いていつでも読める易経入門書を書くことにした。易経の原型は今から四~五千年前に古代支那の伏羲(ふつき)が考案したと伝わる「八卦(はつか)」と「六(ろく)十(じゆう)四(し)卦(か)」である。陰陽の概念を根幹に生み出された八卦が重なって出来た六十四卦の物語(宇宙空間におけるありとあらゆる現象を説明する時の物語)が易経の本質であり魅力である。

本書は「これ以上簡単にできない易経入門」の現代語訳を大幅に見直し、誰もが易経(易占い)を好きになるように工夫して書いた。一人でも多くの人に読んでほしい。

日本の教え研究家 白倉信司

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