五十.火風鼎 ☲ ☴ 白紙になった世の中を再構築する時
□鼎(てい)は元(げん)吉(きつ)、亨(とおる)る。
変革後の組織や社会の制度を刷新して、より善い組織や社会の制度を新たに構築する時。
◎象に曰く、木の上に火有るは鼎(てい)なり。君子以て位を正し命(めい)を凝(な)す。
☆組織や社会の制度が改まり新しい形ができる時。苦労を経て、その後吉運を招き寄せる。
○初六。鼎(かなえ)、趾(あし)を顚(さかさま)にす。否(あしき)を出(いだ)すに利し。妾(しよう)を得て其(その)子を以てす。咎(とが)无(な)し。
☆古い習慣や制度の弊害を全て取り除き、気持ちを刷新し新しい方針に従えば時が開ける。
○九二。鼎、實(じつ)有り。我が仇(きゆう)、疾(やまい)有り。我に即く能はず。吉。
☆古い秩序を一掃する段階。あなたが新しい秩序を見事に打ち立てれば吉運を招き寄せる。
○九三。鼎の耳革(あらた)まる。其(その)行(こう)塞(ふさ)がる。雉(きじ)の膏(こう)、食はれず。方(ほう)に雨ふれば悔(くい)を虧(か)く。終(つい)に吉。
☆やり過ぎると積み上げてきた事をひっくり返してしまう。大きな災害を招き寄せる時。

