目次
十月八日 水曜日 十三.天火同人☰☲九四
三時に起床。
今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが政治について占筮する。
マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「グダグダと理不尽な要求を続ける公明党と高市自民党の関係はどうなるか」を占筮したところ天火同人☰☲九四が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○人に同じうするに野(や)に于(おい)てす。亨(とお)る。大(たい)川(せん)を渉(わた)るに利(よろ)し。君子の貞(てい)に利(よろ)し。
同人は人と人とが志を同じくして、一致団結して事に中る時である。上卦の天(乾)と下卦の太陽(離)が天の道を同じくするように、広く天下の同志を集めて和合する。貴方が公正で無私ならば、何事もうまく行く。同志が一致団結して事に中る場合は、大川を渉るような難事業でも成し遂げることができる。何事も君子(立派な人)が志を体現することが肝要である。
マロンだニャン。天火同人☰☲は「一致団結して事に中る時」。卦辞・彖辞には「広く天下の同志を集めて和合する。貴方が公正で無私ならば、何事もうまく行く」とある。中国べったりでお花畑の公明党が果たして「同志」と言えるのだろうか。高市自民党の理念とはかけ離れた公明党を選挙に有利だという理由だけで「同志」とは言えないだろう。よって、本来は高市自民党は公明党の理不尽な要求を受け容れるべきではないが、政治の世界はそうはいかないので、何とか関係修復しようと交渉を続けるだろうニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、天と火とは同人なり。君子以て族を類し物を辨(べん)ず。
君子(立派な人)は天と火(太陽)の性質に見習って、善(ぜん)悪(あく)正(せい)邪(じや)智(ち)愚(ぐ)利(り)鈍(どん)(善きものと悪しきもの、正しいものと邪なもの、智恵ある人と愚鈍な人、鋭い人と鈍い人)を分類して部下や民衆のタイプを見極め、あらゆる物事を弁(べん)別(べつ)して、志を体現する。
☆力を合わせ心を一つにして、事業を成し遂げれば、利益を得られる。天下の人々と広範囲に付き合えば、私利私欲から離れることができる。天の道を踏み外さない。それゆえ、大吉を招き寄せる。
みかんだニャン。大象伝には「あらゆる物事を弁(べん)別(べつ)して、志を体現する」とあるので、公明党と連立するメリット・デメリットをよく検討して、メリットが勝る場合は連立継続を、デメリットが勝る場合は連立解消を視野に交渉すべきだニャン。高島嘉右衛門の占断には「力を合わせ心を一つにして、事業を成し遂げれば、利益を得られる」とあるので、連立するメリットがデメリットを上回る場合は連立を続けるべきだニャン。
※第四段階の「小さな物語」改心すれば禍(わざわい)転じて福となす
○九四。其(そ)の墉(かき)に乘(のぼ)る。攻(せ)むる克(あた)わず。吉。
貴方は九三と同じく六二(同人の時の主人公)と志を同じくすることを欲する。九五を抹殺しようと企んで九五の隙(すき)を窺(うかが)い、密(ひそ)かに丘に登り兵士を草むらに隠して攻め入ろうとするが、九五の権勢は強く、とても勝ち目がないことを覚(さと)る。
そもそも貴方は六二との関係が薄く、六二との関係が濃い九五を抹殺する正当な理由がない。己の不義を恥じて改心すれば禍(わざわい)転じて福となすことができる。
☆今は自分が希望していることを行うことはできないと悟り、反省して自分の志を転換させれば吉運を招き寄せる。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
天火同人☰☲九四は「改心すれば禍(わざわい)転じて福となす」時である。爻辞に「己の不義を恥じて改心すれば禍(わざわい)転じて福となすことができる」とある。公明党が中国にべったりで日本の国益に反することを主張していることを心から反省して、高市自民党の理念を受け容れれば連立が解消されることはないだろう。高島嘉右衛門の占断に「自分の志を転換させれば吉運を招き寄せる」とあるのも、そのことを裏付けている。
