「あま」の神と「すさ」の神
「なぎ」の神から、楽園が「地球と宇宙を調和させる」理想の社会となる役割を引き継いだ「あま」の神と「すさ」の神は、「あまつ」神が居られる天上に昇っていき、その役割を成し遂げるために何をすべきかを考えた。
その結果、幾久しく(未来永劫に)楽園を「地球と宇宙を調和させる」理想の社会であり続けるために、お互いの役割を認識し合って、お互いの役割を実現してくれる後継者としての神を産み出すことにした。
「なぎ」の神から、楽園で暮らしている萬物が幸福になるように祈り続けることを引き継いだ「あま」の神は、「なぎ」の神から譲り受けた「首飾り」から、一つの勾玉(思いやりの象徴)を外して、ガリガリと噛み砕き、「フー」っと「慈しみ」の息を吹きかけた。すると、その勾玉から「ほのみみ」の神が産まれ出た。
「ほのみみ」の神の子孫は、やがて楽園に降りていって、楽園を「しらす」役割を担う楽園統合の象徴的な存在(天皇(すめらみこと))として活躍することになるのである。
「ほのみみ」の神は、やがて「い」の神の皇(み)子(こ)神(がみ)である「いぃ」の神と結婚して「にぎ」の神を産んだ。「ほのみみ」の神は「あま」の神の皇(み)子(こ)だから、「にぎ」の神は「あま」の神の皇(ま)孫(ご)である。「にぎ」の神は、、その後、色々な事情を経て楽園に降臨(天孫降臨)して、楽園の象徴的存在として「秩序のある幸福な(調和した)社会」創りを担うことになるのだ。
さて、「あま」の神はその「首飾り」からもう一つの勾玉を外して、ガリガリと噛み砕き、「フー」っと「慈しみ」の息を吹きかけた。すると、その勾玉から「ほひ」の神が産まれ出た。以下省略。